キッチンを片付けていたら、出てきたネパール紅茶。
ネパールを訪れたのは、たしか約5年前。
お土産でネパール紅茶をたくさん買った覚えがあります。
でも飲みきれなかったのか、キッチンの戸棚の中で保管されていた紅茶たち。
5年間誰にも見つけられることなく、置いてあったのだと思います。
紅茶は腐らないのか?と思い調べてみると。
劣化はするけれど、きちんと保管してあれば大丈夫そう。
一度も封を切ってなくて、ビニールに入っているから飲めるはず。
少し不安はありますが、飲んでみることにしました。
今回の記事はキッチンで発掘された3種類のネパール紅茶を飲んでみた紹介です。
ネパール土産の紅茶たち
私がこの紅茶を購入したのはネパールの首都カトマンズ。
バングラデシュ滞在中に、ビザを延長するために訪れたネパール。
帰国間際にお金が余っていたので、カトマンズにある紅茶店に立ち寄り、かなりたくさんの紅茶を買っていった記憶が。
当時は紅茶の種類や味には興味があまりなく、お店の方に進められるがまま購入したと思います。
日本に帰ってから、家族で飲んだり、友達にお土産で渡したりしたので、もう飲みきったと思っていたのですが。
キッチンを片付けていたら、まだありました。

私のお土産あるあるなのですが。
海外では美味しいと思って大量に購入して帰国。
帰国したら、海外で気に入ったモノを食べて余韻に浸ろう。
そう思って日本に帰ってくると突如そのモノに興味を失ってしまう。
という海外から帰ってくるといつも謎の行動が起こります。
日本に帰国すると、やはり慣れ親しんだ日本のモノの方が良いと感じてしまうのでしょうか。
そのせいなのか、我が家にはまだネパール紅茶が残っていたのです。
イラム紅茶
紅茶には産地や茶葉の種類によって名前がそれぞれあります。
ネパール紅茶のパッケージを見ると、Ilam Teaと書いてありました。
調べてみるとイラム紅茶と呼ばれるものだそう。
イラム紅茶はネパールのイラム地方で栽培されているもの。
インドの紅茶として知られるダージリンと同等の品質を誇るネパールの高級紅茶であるとわかりました。
そんな良い紅茶を飲まずに置いてあったなんて、少し後悔。
きちんと消費期限を守って入れば、より美味しく楽しめたのだと思いました。
過ぎてしまったことを悔やんでもしょうがないので、次から気をつけたいと思っています。
そして、イラム紅茶を飲んでみます!
イラム紅茶 ブラックティー
まずはブラックティーから。
お面のようなデザインの袋の中にはブラックティーが入っていました。
茶葉はこんな感じ。

入れてみると色はオレンジ色。
味は渋味や苦味がなく、飲みやすい。
少し燻製されたようなスモーキーな香りがします。

そして、次に飲んでみたのはイラムティーと書かれたシールが貼られたもの。
シールの色もかなり薄くなってきています。

茶葉はブラックティーと比べると、葉っぱのような感じで、茶色。

入れてみると、ブラックティーと同じような味。
でも、さっきよりスモーキーな香りが強く感じました。

イラムティーはダージリンと同等のクオリティーだと言われているだけあって、渋味や苦味がなく、比較的飲みやすい紅茶だと感じました。
少しスモーキーな香りがするのは、もとからなのか、少し劣化してしまったのかはわかりませんが。
是非機会があれば、ネパール紅茶を購入して飲んでみたいと思います。
ネパール紅茶 マサラティー

最後に飲んでみたのは、マサラティー。
マサラとはインドでは「スパイス」という意味の言葉。
スパイスを加えてある紅茶のことです。

茶葉と一緒にスパイスが入っています。

飲んでみると、こちらも渋味がない飲みやすい味。
スパイスの香りがほんのりして、甘みを感じました。
もっとスパイスの香りが強いのかと思っていたけれど、5年も置いてあったので、劣化して香りが飛んでしまったのかもしれません。
まとめ
以上がネパール紅茶を飲んでみた感想です。
キッチンで発見したネパール紅茶を久しぶりに飲んでみました。
お店で売られている紅茶はインドやスリランカで生産されたものが多く、ネパール産のものはあまり見かけませんよね。
ですが、ネパールにもイラム紅茶のように高品質なものがあるのだと知りました。
ネパール紅茶を専門に扱っているお店もあるので、また購入して飲んでみようかな。
色々な紅茶の味を知って、もっと紅茶を楽しめるようになりたいと思います。