金髪に憧れる

エッセイ

私の髪は生まれてこのかた染めらたことがない。

幼い頃からロングヘアー。

高校生の頃、一度ショートにしてみたくて、ボブにしてみた。

でも、友達からの評判は良くなくて。

「なんで切っちゃったの?」「ロングが似合うのに」と言われ。

しまいには「コケシみたい」とも言われてしまった。

それが18歳の頃。

以降私は一度たりともショートヘアにしたいと思ったことがない。

面倒くさがりの私。

ショートにしない理由はもう一つ。跳ねるからだ。

クセがあまりない私の髪。

ロングだと出かける前のケアは、櫛で丁寧にとかすだけ。

楽だからという理由もあって、ロングヘアをキープしている。

                           

そして、黒髪で一度も染めたことがない。というと大体驚かれる。

元から少し茶色がかった色をしており、真っ黒ではない髪色。

大学生になった頃。みんな髪色を変えて、ヘアカラーを楽しんでいた。

ミルクティーベージュという可愛らしい名前の髪色もあるんだと知った。

「私も染めてみたいな」という気持ちはもちろんあった。

でも友達が「プリンになるから3ヶ月に一回は美容院に行ってるよ」

というのを聞いて、少し億劫うになってしまったのです。

私が美容院に行くのは大体半年に1回。

毎日丁寧にケアすれば、そんなに傷まず髪をキープできる。

だから、髪を染めるだけに美容院に行くことが面倒に感じてしまったのです。

                       

そんな私が、今は金髪に憧れています。

それはコロナの自粛期間にハマった、韓国ドラマがきっかけ。

ドラマの面白さにハマっただけでなく、興味はK-popへと広がりました。

綺麗、可愛い、美しい。憧れの女性アイドルたち。

TwiceやBlackpinkの彼女たちの歌声やキレキレダンスだけではなく。

素敵なメイクやファッション、髪型に惹かれるようになりました。

明るい髪色や金髪といえば、欧米の方が似合うものだと思い。

日本で金髪と聞くと、ヤンキーみたいなイメージを持っていました。

しかし、K-popアイドルたちのなんと美しく素敵なこと!

人生1度でいいから、あんな明るい髪色をして、素敵なメイクをしてみたい。

そんな憧れが生まれてしまったのです。

                    

今では金髪(明るい髪色でもOK)にすることが、私が死ぬまでにやってみたいこと。

もちろん今の髪色も気に入っています。

でも、人生一度きりなら、いろいろなことに挑戦してみたいのです。

そんなの簡単、すぐにでもできることだよ。と思う方もいるのでは。

しかし、今までずっと黒髪だった人が、急に金髪にするのにはとても勇気が要ります。

そして、自由な大学生でもなくなった今は特に。

これは私にとっては、そう簡単にできるものではありません。

でも、必ずやってみたいことのひとつ。

この願いが叶うのはいつになるのか。

自分次第なんですけれどね。

その時はこのブログで報告したいなと思っています。

タイトルとURLをコピーしました