菊芋(キクイモ)を味わう冬

菊芋FOOD

生姜のような形をした野菜。

菊芋を知っていますか?

キッチンに生姜がたくさんある!

と思って手にとってみたら、なんだか違うことに気づきました。

父が菊芋という野菜を買ってきていたようです。

生でも、焼いても、美味しく食べられる菊芋。

不思議な見た目をしていますが、

食べてみたら美味しかった冬の野菜、菊芋を紹介してみたいと思います。

菊芋ってなに?

今回初めて食べた菊芋。

その前に、菊芋って何?どんな野菜?と疑問に思ったのでリサーチ。

菊芋の原産国はアメリカ。

菊という名前がつくように、キク科の植物です。

”芋”だから、ジャガイモやさつもいもの仲間かと思ったら違うよう。

ほぼデンプンは含まれておらず、「イヌリン」という成分からできています。

イヌリンとは水溶性食物繊維のこと。

ゴボウや玉ねぎ等に多く含まれる成分であり、腸内環境を整え、食後の血糖値上昇を抑える効果が期待できるもの。

食べ方のコツとしては、茹でてはいけないようです。

なぜなら、水溶性のイヌリンが水に流れ出て失われてしまうため。

皮付きのまま生でも、加熱しても食べれる菊芋は健康にも良い成分が入っている野菜ということがわかりました。

菊芋を味わう

菊芋を初めて味わうということで、今回は簡単に2品作って食べてみました。

素材の味を楽しみたくて、薄味で調理してみました。

菊芋サラダ

まずは皮付きのままサラダを作ってみました。

菊芋をよーく綺麗に洗って。

落ちない汚れや気になるコブを切り落とし。

菊芋を大きめの千切りにします。

そして、ドレッシングを作り、和えたら完成。

シャキシャキとした歯ごたえが楽しめます。

まるでレンコンのような食感。

味は淡白でゴボウのような風味を感じました。

サラダにすると生でも美味しくいただけました。

 ドレッシング
・白だし    大さじ2
・酢      大さじ1
・ごま油    大さじ1
・砂糖     小さじ1
・白いりごま  大さじ1

菊芋のホイル焼き

次に作ったのは、ホイル焼き。

先ほどと同じく、まずは綺麗に洗います。

皮に香りがついているので、気になるようならしっかり洗います。

洗った菊芋はラップで包んで、レンジで加熱。

(800Wで1分半~2分加熱しました。)

湯気が出て火が通ったら、アルミホイルで包んでレースターへ。

トースターで10分ほど(1000W)焼いたら完成。

包みを開いたら、ホワホワ湯気が立ち上る菊芋焼きができました。

焼いたことで、トロッと、ホクッとした食感に。

加熱するとやわらかい食感に変化。

生よりもしっかりと菊芋の味を感じます。

風味としてはゴボウのような、少し土臭さを感じる味。

私は結構好きかも。

私はマヨネーズをつけて食べました。

バター焼きにしても美味しそう。

まとめ

以上、菊芋を初めて食べてみた感想を書いてみました。

今回は素材の味を感じるため、簡単に調理して食べてみました。

生でシャキシャキ、焼いてトロッとやわらかい食感にもなる菊芋。

味はゴボウのような風味で、芋よりも根菜として捉えたほうが料理もしやすく、食べやすいと思います。

菊芋をチップスやきんぴら、ポタージュにしても美味しいようで、挑戦してみようかなと考えています。

イヌリン豊富な注目食材。

今が旬の時期の菊芋。

是非気になった方は食べてみてくださいね。

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