ロンドンで優雅なアフタヌーンティーを【追想旅日記#2】

ロンドン アフタヌーンティーTRAVEL

紅茶もスイーツも大好きな私。

イギリス滞在中の一番の楽しみだったことは、アフターヌーンティー巡りです。

今回はロンドンで訪れた、おすすめアフターヌーンティーを紹介したいと思います。

                    

アフタヌーンティーは少しお値段が張るもの。お値段は20ポンド〜70ポンド。

貧乏学生だった私がアフタヌーンティーに行くためには、ちょっとした日々の節約が必要でした。

ランチはサンドイッチを毎日必ず作って行ったり。小腹が空いたときにコンビニに行かないように、りんごをカバンに忍ばせたり。日々の食費を少しずつ貯めて生活していたのも懐かしい思い出。

テストやレポートが終わる次の日にアフタヌーンティーを予約しておき、それを楽しみに勉強を頑張るなんてことをしていました。

そんな私にとって、アフタヌーンティーは自分へのご褒美。

                   

イギリスではカフェやホテルでアフターヌーンティーが楽しめます。

特にロンドンには憧れの有名店がたくさん。

お値段もそれなりにするのでミスしたくない。

数あるお店の中から、リサーチをしっかりとして、選んでいました。

そこで今回は、私が厳選してロンドンで楽しんだアフターヌーンティーを写真とともに振り返り、紹介したいと思います。

行ったお店は6店舗。簡単に感想を書き記した、アフタヌーンティー忘備録になっています。

気軽に楽しめるお店3選

London Hilton Euston ロンドン ヒルトン ユーストン

まず最初に紹介するのは、ヒルトンのアフタヌーンティー。アフタヌーンティーが初めてという友達を誘って行きました。なので、お値段は低めの20ポンドです。ネットで探して、予約をして行きました。

ロンドンにはいくつかヒルトンホテルがありますが、私が選んだのはユーストン。

理由は、よく利用していたキングス・クロス駅(Kings Cross Station)から近かったからです。ちなみにキングス・クロス駅にはハリーポッターの9・2/3番線のフォトスポットがあります。

予約した名前を伝えると、ホテル内にあるカフェへと案内されます。

まずは紅茶をチョイス。ティーポットで運ばれてきます。

ヒルトンのアフターヌンティーはベーシック。3段のハイティースタンドで運ばれてきます。

ティーサンドはキュウリ、サーモン、ハム。スコーンはプレーンにクロテッドクリームと苺ジャム。スイーツはチーズやチョコ、ポピーシードの焼菓子でした。

うーん。紅茶はトワイニング、スイーツもスーパーで売っているようなもの。もちろん美味しかったけれど、せっかくならもっとこだわりが感じられるモノが食べたいと感じました。

ロンドンでアフタヌーンティーを体験してみたいというのであれば、アリですが。ハイクオリティーを求めるのであれば、別のお店を選ぶのがいいかな。

Candella Tea Room カンデラ ティールーム

次はホテルではなく、カフェで楽しむアフタヌーンティーです。

アンティークのティーカップやポットを扱っているお店としても知られている、カンデラティールーム。

カンデラティールームはケンジントン・ハイ・ストリートにあるお店。最寄り駅のノッティングヒル駅といえば、映画「ノッティングヒルの恋人」やアンティークマーケット「ポートベローマーケット」でも有名です。

このお店は英国カフェの雰囲気を味わいたい方にピッタリ。店内の家具はアンティークのもの。アンティークの茶器も販売しています。

アフタヌーンティーのお値段は21ポンド。

まずは紅茶。友達と違う種類の紅茶を選び、シェアしました。

カップもポットもそれぞれ違うデザイン。とってもキュート。

店内に置いてあった紅茶の本を読んだり、おしゃべりしながら待っていると、美しいスタンドとともに運ばれてきました!

思わず、「わー!」と言ってしまう可愛さです。

サンドイッチはノーマルなもの。

スコーンはプレーンとレーズン入りの2種類。真ん中の割れ目が美味しさの証拠。

そして、上段は英国菓子のキャロットケーキやビクトリアケーキ。

見た目の可愛らしさでときめき。美味しい味に満足。

とっても素敵な時間を過ごすことができました。

女子旅におすすめ。もちろんカフェの利用も出来るので一人旅や観光途中の一休みにもピッタリなお店です。

Liberty Cafe リバティ カフェ

ショッピング中に立ち寄った、リバティのアフタヌーンティーも簡単にご紹介。

オックスフォードストリートの裏通りにあるリバティ。

建物内にあるカフェでもアフタヌーンティーを楽しむことができます。

私は両親との観光中に利用しました。お値段は20ポンドでした。

リバティカフェの特徴はバーレイ(Burleigh)の器でサーブされること。

サンドイッチはピンク色。スコーンはぷっくりとした形。スイーツは一口サイズのケーキの盛り合わせ。観光やショッピングで歩き周り、少し疲れた気持ちをハッピーにしてくれた時間となりました。

お茶した後にリバティでお買い物をできるのがいいですよね。私は予約なしで入れましたが、混んでいる場合もあると思います。お買い物の途中で休憩がてら立ち寄るのにおすすめです。

予約マストな名店3選

FORTNUM&MASON フォートナム&メイソン

一度は訪れたい憧れアフターヌーンティーといえば、フォートナム&メイソン。

ロンドンで有名な高級食料品店です。

アフタヌーンティーのお値段も62.50ポンド。

お値段は高めですが、その分ハイクオリティーなものを味わえます。

私はテスト期間が終わった次の日に予約を入れて、アフタヌーンティーを楽しむために勉強を頑張っていました。

アフタヌーンティーの会場は本店のダイアモンドジュビリーティーサロン。

エレベーターで5階まで上がると、エレガントな空間が広がっていました。

紅茶は友達と2種類、ロイヤルブレンドとクイーンアンを選びました。

このブルーのカラーが素敵ですよね。

サンドイッチは5種類。卵にきゅうり、サーモン。どれも少し凝った味付けで美味しい。

スコーンはプレーンとレーズンの2種。整ったカタチで真ん中がひび割れています。瓶でサーブされる、ストロベリージャムとレモンカードを塗っていただきます。

スイーツはとっても可愛い!どれも風味豊かで美味しかったです。

落ち着いた空間で過ごす優雅なひと時となりました。

グルテンフリーやヴィーガンのアフタヌーンティーも登場したようで、そちらも気になっています。次回ロンドンを訪れたらチェックしてみたい!

CLARIDGE’S クラリッジズ

クラリッジズは五つ星のラグジュアリーホテル。

ロンドンのメイフェア、百貨店のセルフリッジの近くにあります。

天皇皇后両陛下もご宿泊されたという格式高いホテルです。

宿泊は手が届かないけれど、クラリッジズではアフタヌーンティーを愉しんできました。

私は正月休みにロンドン観光に来た妹と一緒に行きました。

ワンピースを着てパンプスを履いて、きちんとした格好でお出かけ。

店内はとってもゴージャスでした。

トラディショナルアフターヌーンティーのお値段は70ポンド。

サービス、雰囲気、紅茶にスイーツの味もビジュアルも。体験してみると納得のお値段です。

まず最初に好みのお茶を選びます。そして紅茶が運ばれてくると、ウエイターの方が注いでくださいます。

クラリッジズのアフタヌーンティーは3段スタンドではなく、一皿づつサーブされます。

そして、まず一皿目。ティーサンドが運ばれてきます。

どれも手の込んだものばかり。

チーズキッシュ、キュウリとカモミールのサンド、卵とマスタードのサンド、ハムとりんごのオニオンブレッドのサンド、チキンサンド、スモークサーモンとシュリンプバターのライ麦サンド

2皿目は、絶品スコーン。

こちらはシンプルにプレーンとレーズンの2種。たっぷりのクロテッドクリームを塗って。イチゴジャムではなく、マリアージュフレールの紅茶のジャム(Marco Polo gelee)と共にいただきます。

そして、ラストのスイーツ。

美しいミニスイーツたち。

洋梨と生姜のケーキ、パッションフルーツとミルクチョコのタルト、ピスタチオとラズベリーのマカロン、アップルバニラのムース

どれも最高に美味しい!!!

お代わり可能。でも私たちは食べきれずに、スイーツをお持ち帰りしました。

また途中でお茶の種類を変更することも可能。

ウエイターさんが時々回ってきて、カップに紅茶を注いでくれます。

店内ではピアノが生演奏されており、とっても優雅なひとときを過ごすことができます。

一番好きなアフタヌーンティーを選ぶなら、私はクラリッジズ。ロンドンに行く機会があれば、もう一度、行きたい。大切な人との楽しいひと時を絶対過ごせます。要予約なので、時間とお財布が許すのであれば、是非行ってみて下さいね。

The Berkeley PRET-A-PORTEA  バークレー プレタポルティー

最後に紹介するのはバークレイのアフタヌーンティー。

フォトジェニックなアフタヌーンティーを探しているのであれば、プレタポルティー。

ロンドンのバークレーホテルにあるコリンズルーム(COLLINS ROOM)で頂くことができます。

私は期間限定で行われていたDiorの展示会でその世界感に魅了され。

PRET-A-PORTEAとDiorがコラボしていたので、友達を誘って行きました。

ちなみにお値段は60ポンドでした。

清潔感あふれる店内の内装。

食器類はバークレーホテルのために作られたという、ウエッジウッドの作品です。

私は紅茶を頼みましたが、友達はコーヒーを注文。Dior のラテアートがされていました。

まずはサンドイッチ。

そして、スコーンではなくセイボリー(塩気のある食べ物)が運ばれてきました。

ボリュームたっぷり。朝ご飯を抜いてきてよかったと思いました。

スイーツはDiorコラボ。

Diorのアイコン、Miss Dior や Lady Dior のクッキーやドレスからインスパイアされたというミニケーキ。

見た目も味も大満足。Diorの世界を感じ、楽しい時間を過ごせました。

今はDiorとのコラボは終了していますが、半年ごとに変わるメニューはファッションブランドの季節ごとのコレクションからインスパイアされて作られています。

ファッションが大好きな方に是非おすすめです!

もっとアフタヌーンティーを楽しみたい!

以上、私がロンドンで訪れたアフタヌーンティーの記録です。

まだまだ訪れてみたいところがたくさんあります。

特に、名店Ritsのアフタヌーンティーは憧れ。私の次回ロンドン旅行の楽しみです。

この記事では私が行ってみたお店の感想を紹介しましたが、ロンドンでのアフターヌーンティー選びの参考になれば嬉しいです。

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