フランス パリの老舗紅茶店、マリアージュフレール (MARIAGE FRERES)。
150年以上の歴史を持つ紅茶専門店です。マルコポーロが有名で愛飲している方も多いのではないでしょうか。なんと取り扱う紅茶はなんと600種類。
数ある紅茶の中から、自分好みのお茶を探し出すのは至難の業です。どの紅茶を買おうかと迷っている方もいるのではないでしょうか。店舗でのお買い物では、スタッフの方が丁寧にそれぞれの紅茶が持つ香りや風味について教えてくれました。
そこで、この記事ではスタッフの方がヒアリングを通してセレクトしてくださった、実際に購入して美味しかったおすすめの4種類の紅茶をご紹介したいと思います。
サロン・ド・テで優雅な時間を
私が初めてマリアージュフレールを知ったのは、ロンドンでのお買い物中。友人とのんびり、どこかお茶が出来るところを探していて出会いました。
Google Mapsで付近のお店を検索し、素敵なお店を発見!

まずはお茶をしたいと伝えると、2階のカフェスペースへと案内されました。アイボリーの色で統一された店内は、落ち着ける空間でとっても素敵でした。
私が注文したのは、一度飲んでみたかったマルコポーロ。
甘い香りと優しい味わいが素晴らしい紅茶です。

お茶はポットでサーブされるため、たっぷり。友達と紅茶を2種類頼んで、シェアするのもおすすめ。
美味しく、見た目も美しいスイーツを注文して、優雅なティータイムを愉しむことが出来ました。
まさに、美味しいお茶とスイーツのマリアージュ。
好みの香りをセレクト
お茶を愉しんだ後は、1階でのショッピング。
何百種類もあるお茶の中から、どれを選んだらいいのかわからない。そこで、スタッフの方にお勧めを聞いてみました。
人気の商品に加え、普段よく飲むお茶の種類や、一緒に食べるものなど様々な質問を通して嗜好をヒアリング。
私は4種類をセレクトしていただきました。

セレクトしたお茶は缶か袋で購入することが可能です。
袋の方がお値段がお安くなるということで、袋をチョイス。
専用の素敵なパッケージに包んでもらえます。
私の好みは紅茶ではなく、緑茶をベースとしたお茶でした。海外では緑茶に砂糖を入れた、甘いお茶が売っていて驚いたこともあります。日本では緑茶のフレーバードティーなんて飲んだこともありませんでした。しかし、マリアージュフレールで購入した、緑茶のフレーバードティーの美味しさに感動。いまではお気に入りのお茶になりました。
それでは、私が購入した4種類のお茶をします。
The a L’Opera テ ア オペラ
フルーティーで甘く華やかな香り。ヴァニラが香る緑茶を使用しており、赤いフルーツやスパイスで香りづけされたものです。
チョコレートと一緒にどうですか?とオススメされたもの。このお茶は舞台オペラをイメージされたものですが、チョコレートを使ったケーキであるオペラと同じ名前がついています。
甘美な香りで、紅茶自体にも甘い風味があります。そのため、ダークチョコレートと合わせて楽しむのが良いかなと感じました。
De-Stress tea デ・ストレスティー
リラックスタイムに飲むお茶が欲しいということで、セレクト。日本人が親しみやすい緑茶ベースのお茶です。
ラベンダーやカモミール、オレンジの皮などがブレンドされており、とっても気持ちが落ち着く香りです。
私の一番お気に入りのフレーバー。仕事から帰ってきたときに、飲みたい一杯です。疲れた気持ちが、リフレッシュされます。
Vert Provence ヴェールプロヴァンス
こちらも緑茶ベースのフレーバーティー。
南仏プロバンスをイメージしたお茶です。ブラックベリーとレッドベリーの香りを纏った緑茶に、ラベンダーとバラを添えた香り。
ふわっと甘さが香り、すっきりと爽やかな飲み心地のお茶。
Rouge Pleine Lune ルージュ・プレーン・ルヌ
最後は緑茶ではなく、カフェインフリーでおすすめのルイボスティー。
赤い満月という名前のとおり、就寝前に飲みたくなるお茶です。
トロピカルでフルーティーな香りがします。そのため、ルイボスティー特有の香りが抑えられ、初めて飲んでみる方もトライしやすいと思います。夏にはアイスティーにして、飲むのもおすすめです。
お茶を愉しむアイテム ティーストレイナー

いずれのお茶も私はリーフタイプを購入しました。
当時ティーポットを持っておらず、マグカップでお茶を飲んでいました。そこで、茶葉と一緒にティーストレイナー(茶漉し)を一緒に購入しました。
これがあれば、マグカップでも簡単に茶葉のお茶を手軽に愉しむことができるようになりました。
茶漉しを洗うのが面倒な時は、もっと手軽にお茶パックに入れて飲んでいます。
Enjoy flavored tea!

香りが素晴らしいブレンドティーが人気のパリ発マリアージュフレール。
パフュームを日常的に纏う文化が根付いているフランス人にとって、お茶も同じように香りを楽しむものなのでしょう。
お家時間が増えたことで、お茶を入れてリラックスタイムを愉しむことも増えました。自宅でのティータイムに取り入れて、パリ気分を楽しんでみるのはどうでしょう。いつもとは違うブレンドのお茶に挑戦してみるのも楽しみを増やす一つだと思います。
日本ではあまりない馴染みのない、緑茶をベースとしたフレーバードティーに是非トライしていただきたいです。
いつか日本のマリアージュフレールのカフェにも伺ってみたいなと思っています。