紅茶でほっと一息。
働いたり、勉強したり。
日常は楽しいこともあれば、大変なこともあります。「忙しい」「疲れた」。
そんな時こそ紅茶でホッと一息ついて、心をリセットする。
私がイギリスで学んだ、心の余裕を取り戻す方法です。
紅茶好きになったきっかけは学生時代のイギリス留学。
当時ケンブリッジの語学学校に通っていた私は、イギリス人夫婦の家でホームステイをしていました。
イギリスでは日常的に飲まれている紅茶。
ホストマザーのLucy(ルーシィ)は私が学校から帰ってくると必ず、聞いてくれました。
”Have a cup of tea?”
大きめのマグカップに紅茶を淹れ、クッキーとともに愉しむささやかな時間。
紅茶を淹れるの時間はたった5分。
簡単に、でも、おいしく丁寧に紅茶を入れる方法をシェアしたいと思います。
FORTNUM&MAISON ロイヤルブレンド
セイロン、アッサム、ダージリン. . .
イングリッシュブレックファスト、アールグレイ. . .
紅茶の種類は数え切れないほど。
産地、ブレンド、フレーバー、またメーカーによって個性豊かな紅茶。
お気に入りの紅茶を探すのも愉しみの一つです。
私が愛飲しているのは、FORTNUM&MAISON(フォートナム&メイソン)の紅茶。
FORTNUM&MAISONはイギリスの老舗紅茶ブランドです。
1707年、大英帝国誕生と同時に創業したという歴史あるお店。
紅茶だけではなく、ジャムや蜂蜜、クッキー等の選りすぐりの食品を購入することが出来ます。
中でも私のお気に入りは、ロイヤルブレンド(Royal Blend)。
ロイヤルブレンドはフォートナム&メイソンでも有名なブレンド。
1902年に国王エドワード七世のため作られたそう。
渋みがなく、甘くまろやかな風味です。紅茶本来の上品な香りを楽しむことが出来ます。
ロイヤルブレンドは飲みやすく、イギリス土産にもよく選ばれています。
お気に入りのマグで
たっぷり容量でゴクゴク飲めるマグカップ。
毎日のティータイムには欠かせないアイテムです。
疲れているとつい面倒になってしまう洗い物が簡単に済むのもポイント。
用意するものは
- マグカップ
- ティーバッグ
- 小皿
- お湯

作り方は
1水道水をケトルで沸かして
2カップに熱湯を注ぎ
3テーバッグを入れる
4小皿でカップに蓋をする
51~2分しっかり蒸らす
*ティーバッグは揺らさずに
飲み頃のタイミングはティーバッグが沈んでいるとき

6蒸らした後は、全体をなじませるように軽くティーバッグを振って、そっと引き上げて完成
茶葉やティーポットを使わないと驚くほど簡単。
マグカップなら約5分で完成です。

ミルクアレンジでまろやかに
ストレートでも、もちろんおいしい。
だけど、ミルクを入れてアレンジするのもオススメです。
ちなみに、Lucyは毎日ミルクティー派でした。
ミルクティーにおすすめなのは、アールグレイ。
ミルクを入れても紅茶の香りが消えず、まろやかな風味を楽しむことが出来ます。
作り方は簡単。完成した紅茶に牛乳を注ぐだけ。
量はお好みで。

私のオススメはミルクを少しだけ(大さじ2杯くらい)入れたもの。
もしくは、少し濃い目に淹れた紅茶にたっぷりミルクを入れたもの。さらに砂糖を入れて、紅茶ラテのようにするのもコクのある味わいがお気に入りです。
牛乳を豆乳に、砂糖をはちみつにしてヘルシーに楽しむのもオススメです。
私も毎日のように紅茶の濃さや牛乳の量を変えて、最高の一杯を目指していました。
是非自分だけのお気に入りの一杯を探してみて!
Have a lovely tea time!

紅茶に一口サイズのクッキーや焼き菓子を添えたら、簡単ティータイムの完成。
英国式にショートブレッドやジャムクッキーがオススメ。
今回はマドレーヌをチョイスしました。
紅茶とお菓子のマリアージュを楽しめます。
毎日ゆっくりと時間をかけてエレガントなティータイムを愉しむことは難しい。
でも、サッと簡単だけど丁寧に入れた一杯の紅茶でほっと一息リラックスしてみる。
それだけで柔らかな時間がおくれるはず。